「永続可能な社会」への道を求めて 〜 記念論文集発刊にあたって
目 次
全体会
開会のあいさつ 「研究課題の焦点を考える」
小原 秀雄 1
集会のまとめ 「日本の危機と永続可能な社会への転換」
西村 忠行 4
記念講演 「『持続する社会』をいかにつくるか」
宮本 憲一 13
記念講演 「『永続可能な社会』に向かって〜開発を考え直そう!」
サンダル・ラル・パフグナ 19
パネル討論 「『サステイナブル・ソサエティ』を求めて」
司会 西村忠行、
ハーヴィ・シャピロ 28
基調報告 「地球環境と人間社会の危機」 林 智 37
分科会
第1分科会 「地球時代の新しい経済を探る」解題
(菊本 義治) 47
分科会基調報告「『持続可能な社会』の経済構造について」
菊本 義治 48
グローバルなサステイナブル・ソサエティをめざして
向 壽一 52
脱成長・永続可能な社会とは?〜新しい地球市民社会をどうつくるか
古沢 広祐 56
環境問題と生活様式の転換 成瀬 龍夫 60
持続可能な発展と農村 保母 武彦 64
持続可能な社会と発展途上国〜NIESの経済成長と民主主義との関係
鄭 徳秀 66
持続可能な社会におけるプロジェクト評価基準とは〜NPVに替わるPVFPの考え方
田中 和博 69
「いのちのマーケティング」―提言・実践 千足 隆昭 73
「サステイナブル・ソサエティ」像の構築について
畑 直之 77
第2分科会
分科会基調報告「地球環境政治における南北問題」 関 寛治 81
環境問題からみた社会経済指標 中村 尚司 87
日本のODAと東南アジアの環境破壊〜反環境破壊住民運動の持続可能性を求めて
大内 穂 91
気候変動と南北問題 岩本 智之 94
第3分科会 「自然との共存の原則を探る」解題
山岡 寛人 99
コーディネータ解説 「なぜ、自然の永続性を問うか?」
本谷 勲 100
分科会基調報告 「自然のサステイナビリティと野生生物の多様性保全」
小原 秀雄 103
サハラ砂漠以南のアフリカでの生物の種の多様性の保護
ペレズ・オリンドウ 108
日本の野生動物保護 羽山 伸一 110
野生生物の保全に関する基本理念 黒田 弘行 112
アメリカ先住民における自然と人間の関係 大貫 良夫 117
生態系重視の林業を〜国有林の再生の道 八木 健三・笠原 義人 122
自然物の権利 籠橋 隆明 125
林学における持続の概念の変遷 田中 和博 129
第4分科会 「サステイナビリティとエネルギー・科学技術」解題
(西川 栄一)133
分科会基調報告 「SSを目指すエネルギー科学技術の課題と展望」
西川 栄一 134
エネルギー政策の性格と今後の課題〜財政構造の分析を通じて
大島 堅一 138
地球温暖化防止とエネルギー政策の転換 泉 邦彦 141
日本のエネルギー技術開発と環境保全型への展望 川原 昭宣 145
環境保全やクリーンエネルギーヘのとりくみ 勝部 欣一 147
大阪湾の開発と環太平洋地域の物流〜物流の発展と環境保全をめぐって
田中 省三 149
「永続可能な社会」を目指す科学技術〜研究開発の役割とその条件
小野塚春吉 153
サステイナブル・ソサエティと交通行政〜日本とオランダの施設を比較して
古川 量巳 157
第5分科会 「地球時代の環境政策と法制度」解題
寛 宗憲 161
分科会基調報告 永続可能な社会の環境政策と法システム
山村 恒年 165
国内および国際的政策としてサステイナブル・ディベロップメントを
認めることの倫理的意味、政治的関係、実行上の限界について(要約)
ゲーリー・D・メイヤーズ 169
アメリカ合衆国におけるエネルギー・環境・永続可能性:法的見通し
チャールズ・コーワン 170
日本の環境法制の課題 藤原 猛爾 178
自治体への注文〜持続可能な社会のための地方自治とは?
歌川 学 181
第6分科会 「ライフスタイルをどう変革するか」解題
(青山 政利)183
分科会基調報告 永続可能な社会でのライフスタイル
青山 政利 184
環境重視のライフスタイルの確立に不可欠な企業責任の明確化
神戸 治夫 188
持続的社会実現への道〜企業サラリーマンのNGO活動
坂巻 信弘 192
廃棄物問題解決の基本方向 大嶋 茂男 196
サステイナブル・ソサエティをめざすライフスタイル
芦村 進一 199
人間と社会についての科学的なソフトウェアーの重要性
〜ヤマギシの40年の実践からみるライフスタイルの基本
城 雄二 201
第7分科会 「21世紀人の集い」解題 盛本 浩 205
分科会基調報告 「永続可能な社会」 高木 善之 213
第8分科会 「地球時代の環境教育」解撞 和田 武 217
はじめとまとめのあいさつ 「知ること」「愛すること」「伝えること」
林 智 218
分科会基調報告 「環境変化の新段階と環境教育」
和田 武 220
どのようにして南アフリカの若者たちを、永続可能な社会の向上のため、
責任をもって環境を守り、利用しようという気にさせるか(要約)
ヨハネス・H・ジョーダン 224
高校の環境教育の現状 大見 興一 228
環境教育と参加型システム 高山 進 232
政府/自治体の環境教育 歌川 学 236
企業の環境認識と環境教育の課題〜建設業界を例として
高木 史人 238
地球時代の環境教育〜主題としての北の過剰消費
井上 有一 242
大学環境教育としてのリサイクル 乾 淑子 246
地域からの環境教育と関係性の再編 槙村 久子 249
青少年団体における環境教育の実践について 後藤 安子 251
全体会
分科会代表者の問題提起 第1分科会 菊本 義治 255
第3分科会 高柳 範子 256
第4分科会 西川 栄一 258
第5分科会 山村 恒年 259
第6分科会 片山 弘子 260
第7分科会 東郷 若菜 261
徳山 良枝 262
第8分科会 槙村 久子 264
私の意見・私の提案 (発言者 30名) 265
いま、神戸で/全国集会の意義について〜フロアー発言に代えて
東條 健司 272
SS集会記念論文集の編集を終えて〜編集事務局のブースから 275
執筆者連絡先一覧 277
[掲載写真の撮影は、実行委員会事務局・尾崎句美子(立命館大学学生)による]