芹沢 芳郎 略歴

静岡県出身 1924年生まれ
1962年 大阪民主医療機関連合会事務局長就任、大阪の環境破壊と健康被害を実感
1972年 大阪ら公害をなくす会発足と同時に事務局長に就任、それから一貫して大阪の環境住民運動に参加、現在同会会長
1988年 原発問題住民運動大阪連絡会結成に参加、現在同会会長


〜集会に寄せる思い〜
 
 30年以上大阪の環境公害問題に参加してきて、人々の環境問題に対する意識の大きな変化を感じる。

「永続可能な社会」「大量生産・大量消費・大量廃棄の生産と消費のスタイルの抜本的転換」という重い言葉が常識のように口にされるようになった。しかし日本社会の現実の歩みは遅々としており様々な口実で経済優先開発重視の政治が罷り通っている。

日本社会の堅実な発展にとって、いま改めて「永続可能な社会」を見つめ直し、日常の環境運動の指針として確認していくことの意義は計り知れない。