「永続可能な社会をつくる市民研究交流集会2004」
ワールド・ウォッチ研究所
Director of Research
ゲーリー・ガードナー
2004 年9 月22 日
SS 集会2004 にお集まりのみなさん
みなさんの町の、国の、そして世界の重要な環境問題をとりあげ、それらにどう立ち向かうかを語り合おうという、大阪の集会のことを知って嬉しく思います。
このような地域における先駆的な運動こそ、「新しい、永続可能な文明」への扉を開く鍵にほかなりません。都市住民は、彼らの地域社会が直面している問題について、いちばんよく知っています。そしてそれを解決する方法を見つけるのにもまた、もっとも恵まれた位置にいます。新しい問題を問い、新しい答を求めるみなさん方の運動は、「開発の新しいビジョン」を創造する全世界的な活動のうねりの中にあります。
永続可能な世界をつくる運動は、たしかに世界的な広がりを見せてはいますが、実際のところ、まだまだ多くの市民が、傍観者的立場から抜け出ることができないでいます。いま会場にお集まりのみなさん方は、まさに「永続可能性」を追求する運動の先頭集団、地域や社会の残りの人々が歩む道を示すことのできる指導者です。私はみなさん方のリーダーシップに敬意を表し、ワシントンから熱烈な支持のあいさつを送りたいと思います。心から、集会のご成功をお祈りします。
ワールド・ウォッチ研究所
Director of Research
ゲーリー・ガードナー
海外からのメッセージ・ワールド・ウォッチ研究所より (原文) |
2004集会 |
永続可能な社会とは何か 第1章 地球の性格が変わった20世紀 〜 そして「地球的問題群」 |