最新の"め"
投稿者: ssnet 投稿日時: 2007-12-19 18:30:00 (1584 ヒット)

                           フジナガレポート no4

 2002年2月1日、ドイツでは新築住宅に低エネルギー対策を義務付ける『省エネルギー政令』が発効した。同政令はエネルギー消費基準を5段階に定め、住宅の特徴を定義している。

…礇┘優襯ー住宅とは、1世帯独立住宅で暖房用エネルギー消費量1屬△燭蝓憤焚爾垢戮特碓未廊屬△燭蝓70Kwh、エネルギー消費量90Kwh以下。

▲僖奪轡屮魯Ε垢蓮暖房用エネルギー消費量15Kwh、エネルギー消費量30Kwh。(熱交換器によって外気を暖めるとともに室外に出る熱の80%を換気扇によって回収し暖房設備が要らない。)

ゼロ暖房エネルギーハウスは、太陽エネルギーのパッシブな利用と照明器具や電気器具、人の発する熱などによって暖房用エネルギーを必要としない住宅。

ぅ璽蹈┘優襯ーハウスは、外部からのエネルギー購入を必要としない住宅。太陽光発電設備や燃料電池によって自家発電する家。

ゥ廛薀好┘優襯ーハウスは、自家消費をすべて賄った上で、逆に外部へエネルギーを供給できる住宅。ソーラーパネルで発電した電力を自家消費したあと、余った電力を電力会社に販売する。

前回のレポートにあるように、販売する電気料金が約74円で、購入料金が最大で28円と、自然エネルギー買取補償制度が導入され採算は充分取れるので初期投資がかかっても導入する家庭が多く普及を促進している。

 連邦政府は、こうした省エネ住宅や省エネ暖房の普及とコ・ジェネレーション設備の拡大によってもたらすCO2削減効果を、2025年までに現在の年間約1億9000万トンの半減としている。(ドイツの全排出量の1/10にあたる。)とはいえ新築住宅はドイツの全住宅数3900万戸の0.7%の29万戸に過ぎず、既存住宅への断熱・遮熱措置が課題になっている。

実際の様子を、フライブルグ中央駅から電車で30分ほど離れた『Vaubanボバーン』を5年ぶりに訪れた。ほぼ完成に近いボバーン地域は、当初計画通り市電が地区の真ん中を走り、緑が生い茂り落ち着いた住宅地になっていた。案内してくださったの「NPOフォーラム・ヴォバーン」の代表から、日本語も入った案内パンフが配られ日本からの見学者の多さを実感したものだ。

 ヴォバーン地区は、広さ42haに5000人が居住、住民の31%が18歳未満というドイツ国内でも若者比率が最も高いことで知られる。豊かな色彩がそれを物語る。個建て住宅とともに共同設計・共同購入によるグループ住宅も多い。脱炭素もうひとつの課題、脱自動車を自動車の保有台数で見ると、フライブルグ市の住民1000人当たり460台に対し、ヴォバーン地区では89台であり、当初計画は成功している。カーシェアーリングも実行ずみだ。

 低エネルギー地区と呼ばれるこの住宅群のエネルギー消費量について質問してみた。
ドイツの一般家庭の消費エネルギー量は1屬△燭200〜300Kwhであるが、新建築法に定められたのが100Kwh、ヴォバーン地域の平均は現在60Kwh、さらに削減可能だ。カラーパネルの家では12Kwhだと言われる。

サステイナブル地区・ヴォバーンは、実に豊かでゆったりした住宅群である。


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