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■松本 滋 兵庫県立大学環境人間学部教授 京都大学工学博士  一級建築士


■経歴
 
1948年岡山県倉敷市生
京都大学工学部建築学科卒業
京都大学大学院工学研究科博士課程修了
姫路短期大学、姫路工業大学を経て現職

所属学会:日本建築学会、日本都市計画学会、都市住宅学会、日本家政学会等

著書:「環境と人間」「地域共生のまちづくり」


■発表の内容   車依存からの脱却
 
  20世紀は自動車の時代であった。先進国では、自動車がなければ生活できないクルマ社会を出現させた。自動車は環境への負荷がきわめて大きいため、環境の時代におけるサステイナブルな都市やコミュニティを展望 するとき、脱自動車依存型都市を目指す取り組みが欠かせなくなっている。その中で、1990年代後半からドイツなどにおいてクルマなしで暮らそうという市民が集まって暮らす住宅団地=カーフリーハウジングのプロジェクトが多数出現している。

 その豊かな環境と暮らしを紹介してカーフリーの生活は環境のための禁欲的生活ではなく、環境の時代にふさわしいもう一つの豊かな生活であることを示すとともに、これらのプロジェクトを実現可能にした条件とは何か、そして日本においてカーフリーハウジングを実現する条件は何かを考えてみたい。 

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